この日は、蒲生なかの地区の近くに位置する「出花町内会」の方々に、郷愁館と発電所の見学に来ていただきました。 なんと、郷愁館と蒲生なかの地区に深い関係のある「旧中野小学校」の卒業生だという方が半分くらいいらして、郷愁館の案内サポート役である「なかの伝承の丘保存会」のメンバーとは顔見知りの方々が多く、旧中野小学校や中学校の先輩後輩の関係が今も続いているようで、あれこれと思い出話も盛り上がっていました。 在学当時も小学校にあったという杉の切株や、中野小学校の歴史年表、中野小学校の思い出コーナーなどを、丁寧に時間をかけて見ていらっしゃったのが印象深かったです。 かつての蒲生なかの地区の思い出に触れながら、現在の蒲生なかの地区において、私たちの社会を支えている施設である発電所についてもご案内させていただきました。みなさまからは色々と質問をいただきながら、とても良い時間になりました。 東日本大震災以前のこの地域に関係の深い方々に、こうして過去と現在の蒲生なかの地区をご案内でき、郷愁館の制作と運営を担っている我々にとっては大変嬉しく貴重な時間でした。帰り際の「また来ます!」のお言葉は本当に嬉しかったです。